こどもに死ぬってなに?って聞かれてどう答えていいのか困ってしまいました。生と死を理解するのって何歳ぐらいなんでしょうか?

子供に死を理解させるには?

最近身内に不幸があり、3歳の子供に火葬に付いて聞かれました。
なんで燃やすの?熱くないの?と言います。
私はそのとき泣いていたのですが、斎場に向かうバスの中で、何で泣いているの?と聞かれ、聞こえないフリをしました。
また、翌日改めて、何で泣いていたの?と聞かれたので、もう少し大きくなったらわかるよ、と適当に答えました。
お星様になる、肉体から離れるといっても、やはりあまりピンとこないようです。
どのように死について教えたらいいのでしょうか?

ペットを飼うと良いかもしれません

身近な人の死に立ち会うと、考える問題かもしれません。
子供に小動物を飼わせてあげたら良いのではないでしょうか?
犬や猫だと扱いが難しく、小さい子供だと抱えるのも大変かもしれないので、ハムスターなどの小さな生き物を飼ってみるのが良いです。
ペットを飼育すれば、いずれその死に立ち会うことになるので、そのときに改めて死について説明すると良いでしょう。
または、金魚などの小さな魚を飼ってみても、手軽で飼いやすいです。
そのようなペットが死亡すれば、動かなくなって冷たくなるので、死というものを体感的にわかるでしょう。
ただ、小さい子供だと、死という概念を正しく理解するのは無理です。

動かなくなると説明します

死については、3歳ぐらいではその概念を理解できません。
6歳ぐらいの小学生になるころに、ようやくぼんやりと死について理解し始めます。
そのために、理解できない年であれば、物事の状態を説明するしかないでしょう。

死とは、二度と動かなくなる状態である、死んだら燃やしても熱くないものだ、と言うしかないです。
心臓が止まる、魂がなくなるなどと言ってもわからないので、見た目でわかることを説明してあげましょう。
ただ動かなくなるというと、おもちゃなどが壊れて動かなくなる、という事と区別させないとなりません。

どうしても理解できないとなれば、大人の言葉で説明して上げても良いです。
そのような説明では、もちろん3歳ぐらいの子供であれば、内容はまったく理解できませんが、自分が理解できなくても理由はあるんだと、そのことだけ教えても良いでしょう。
科学的や宗教的に教えても良いですが、それでも子供は理解できません。

最終的には誰が説明しても、同じような言葉や内容になるでしょう。
天国や地獄などのことを話して、人間は死亡すると、そのような場所に移動するんだよ、と説明しても良いかもしれません。
あまり死亡すると動かなくなって、何も出来なくなるんだよ、などというと子供は怖がって泣き出すかもしれません。
小さい子供ほど、死については曖昧なおとぎ話のような言葉で、教えた方が良いのかもしれないです。


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